Apple WatchでMac bookの自動ロック解除できない場合の対処法を説明しています。
わざわざパスワードを手入力する必要がなくなるので、とても便利な機能なのですが、できなくなると一気に使い勝手が悪くなった感じがしてしまいます。
Apple WatchとMac bookを持っていて、まだ使ってない人は設定も簡単で、作業効率がグンと上がるので是非お試しください。
Apple WatchでMac bookの自動ロック解除できない場合の対処法
Apple WatchでMac bookの自動ロック解除の基本的な設定方法は、コチラのApple公式サイトの記事で詳しく解説しています。
この記事でできない場合は、以下の手順をすすめてみてください。
まずは仕様(条件)を確認!
まずは仕様(条件)を確認します。
Apple Watch、Mac book、Apple IDそれぞれに下準備が必要です。
(一度、設定をして急に使えなくなったという人は、条件を満たしていると考えられるので読み飛ばしてもらってもOKです。)
- Mac bookが、Mac OS Sierra以降のOSを搭載
- Apple Watchが、Watch OS 3以降を搭載
- Apple IDのセキュリティが2ファクタ認証になっている
- Macで「インタネット共有」「画面共有」を使っていない
- Macの「Bluetooth」「Wi-fi」がオンになっている
- MacとApple Watchで同じApple IDを使っている
- Apple Watchでパスコードが設定されている
Apple Watchのパスコードは、ペアリングしているiPhoneのWatchアプリで設定します。
Apple Watchを腕に装着すればパスコードロック解除になり、その状態でMac bookのロックを解除することができます。
BluetoothとWi-fiのオフオンを切り替える!
上手くできない時に、まずやって欲しいのが「Bluetooth」と「Wi-fi」のオフオンの切り替えです。
ボタンをオフに切り替えて、5秒くらいしたら再びオンに切り替えるだけです。
Mac bookやApple Watchの再起動!
Mac bookの「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」とすすんで、「Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにする」のチェックを外して再起動します。
念のため、Apple Watchも一緒に再起動します。
両デバイスの再起動が済んだら、Mac bookのチェックを入れてできるか確認してください。
Mac bookのiCloudサインアウトと再起動!
Mac bookの「システム環境設定」>「iCloud」とすすんで、Mac bookのiCloudから「サインアウト」します。
再起動後、再びサインインしてできるか確認してください。
Apple WatchとiPhoneのペアリング解除!
Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除して、再度、ペアリングをします。(ペアリングにはかなり時間がかかります!)
ペアリング解除する際に初期化されてしまいますが、iPhoneにバックアップされるので、設定する際に「バックアップから復元」を選びましょう。
再ペアリングができたら、Mac bookの「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」とすすんで、「Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにする」のチェックを入れて試してみてください。

Apple WatchでMac bookの自動ロック解除の仕組みとは?
Apple WatchでMac bookの自動ロック解除ができる仕組みは、Apple Watchのパスコードロック解除をMac bookに適用していることで成り立っています。
Apple Watchを腕に装着すると、最初にパスコードロックの解除が求められます。
一度パスコードロックが解除されるとApple Watchを外さない限りは、常に本人確認ができた状態になるため、それを利用してMac bookのロック解除をしているのです。
BluetoothとWi-fiで通信をしながら、Apple IDのセキュリティ(2ファクタ認証)で情報のやり取りをしているんです。

Apple WatchでMac bookの自動ロック解除の使い方
Apple WatchでMac bookの自動ロック解除の使い方は、パスコードロック解除したApple Watchで、ロックのかかったMac bookを操作するだけで自動的に働きます。
ちゃんと設定することができれば、わざわざパスワードを入力したり、Touch IDなどの認証作業をする必要がなくなるため、ストレスフリーで効率的にMac bookを使うことができるようになります。
