「なんでデスクトップから突然データが消えちゃったの!?」
「大切なデータだったのに・・なんとか戻す方法はないの!?」
Macのデスクトップから突然データが消えてしまっても慌てる必要はありません。
もしiCloud Driveを使っていれば、起こるべくして起こった結果だからです。
普段iCloud Driveを使っていなくても、何かがきっかけになって設定が変更された可能性もあるので、一旦は確認してみる価値はあります。
今回は、Macのデスクトップと「iCloud Driveの仕組み」や「iCloud Driveの使い方」を説明していきます。

Macのデスクトップから突然データが消えた理由は?
Macのデスクトップから突然データが消えた理由は、何らかの理由で
ここをチェック!
- 「システム環境設定」>「iCloud Drive」オフ
- 「システム環境設定」>「iCloud Drive」オン>オプションの中の「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」オフ
どちらかの設定が変更された(オンからオフになった)可能性が考えられます。
iCloud Driveの仕組み上、元々「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」が「オン」になっていて、上記画像のどちらかがオフになった瞬間にデータはiCloud Drive上にだけ保存されるようになります。
一応どちらもチェックを外す前に、お知らせを出して警告してくれます。
【iCloud Driveのチェックを外す場合】
「Macから削除」を選ぶと、デスクトップと書類フォルダからデータが消えて、iCloud Drive上にだけデータが保存されます。
「コピーを残す」を選択すれば、「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」と「iCloud Drive」どちらにもデータを残すことができます。
【「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」のチェックを外す場合】
「オフにする」を選ぶと、デスクトップと書類フォルダからデータが消えて、iCloud Drive上にだけデータが保存されます。
ここではMacに「コピーを残す」の選択肢を選ぶことができないので注意が必要です。

Macストレージを最適化とは?
「システム環境設定」>「iCloud drive」オン>オプションの中の「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」と進んだウインドウの下に「Macストレージを最適化」という項目があります。
もしMacのストレージに十分な空き容量がある場合には、iCloud DriveとMac両方にデータを保存した状態にすることができます。
古いものから優先的にiCloud Drive上に保存されるようになります。
MacのデスクトップのデータをiCloudから安全に戻す方法
もし「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」がオフになっていれば、デスクトップにあったデータがiCloud上に保存されている可能性があるので、チェックを外してオンに切り替えます。
(データ量にもよりますが)しばらくすると、デスクトップ上に1つずつデータが表示されるので、確認することができるようになります。
ある程度待って表示されなければ、念の為、Macの再起動をして確認してください。
- オフに切り替えるのが不安な方
- より安全に戻したい方
は事前にTime Machineバックアップをとっておくと安心です。
また、他のiosデバイス(iPhoneやiPad)があれば「ファイル」アプリから、実際にデータがiCloud Drive上に保存されているかどうか確認することができます。

Macのデスクトップのデータを戻す方法まとめ
Macのデスクトップ上から突然データが消えてしまった場合、「システム環境設定」>「iCloud drive」オン>オプションの中の「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」オフに切り替わっている可能性があります。
もしオフになっていれば、オンに切り替えるだけでデータを戻すことができるかもしれません。
iCloud Driveを確認してもオンであれば、別の場所に移動してしまったか、ゴミ箱の中に入っている可能性もあるので、spotlight検索などで思いつくファイル名を入れて探してみてください。
事前にTime Machineバックアップを設定するか、元々Time Machineバックアップがあればそちらからデスクトップのデータを戻すことが出来るかもしれないので最後まで諦めないでくださいね。
